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皆さんこんにちは、アンドリューです。
こちらはフリーブラウザゲームDOL
(デュエルオブレジェンド )に関する記事になります。
DOLがどのようなゲームかはこちらの記事に載せていますので
ぜひご参照くださいm(_ _)m
本題
今回はお月様さんが触れていたこの話
unknown様によるDOLカード考察 | お月様information
緑泡と秘箱を同時に発動すると
アドバンテージが0になる。
という話です。
このことは僕は言われてから
「確かに〜」
って感じだったのですが、
DOL8年の感覚だと
緑泡秘箱を通した盤面と通してない盤面だと
通した盤面の方が動きやすい印象があります。
この”アンドバンテージが取れていない”
ということと
”動きやすい印象がある”ということの
矛盾を今回は暴いていきたいと思います。
٩( 'ω' )و
緑泡秘箱の解説
そもそもの緑泡秘箱を同時発動すると
なぜアドバンテージを取れないのか
について解説をします。
精神の秘箱はMPを100回復する
マジックですが、
その発動のコストとして
MPを50使います。
なので、使用と効果発動を考えると
100(回復)ー50(使用)で
実質的にはMPが+50しか回復していないと
見ることができます。
緑泡の場合は
手札を2枚増やすというマジックですが、
緑泡を場に出して発動した時には
手札を1枚減らしていることになりますので、
2枚(効果)ー1枚(使用)で
実質手札が1枚しか増えていない。
と見ることができます。
このように使用前と使用後を考えると
秘箱はMP+50のマジック
緑泡は手札+1のマジックと見ることができますが、
それぞれにはまだ触れていないコストがあります。
秘箱の場合は手札消費で
緑泡の場合はCPです。
秘箱も緑泡のときと同じで
発動するためには手札を1枚
消費しないといけません。
そして緑泡の場合は
場に設置するためにCP50ですので
MPが-50されます。
これらも使用前と使用後の考えに考慮すると
秘箱はMP+50手札 -1するマジックで
緑泡はMP -50手札+1するマジックとなります。
ここまでくると「なぜアドバンテージがなくなるか」
ということが分かると思いますが、
緑泡秘箱を同時に発動すると
それぞれのアドバンテージの分が
それぞれのコスト分にぴったり相殺されるからです。
秘箱が得ていたMP+50のアドバンテージは
緑泡のMP-50というコストに相殺されますし
緑泡が得ていた手札+1枚のアドバンテージは
秘箱の手札-1というコストに相殺されます。
なので、秘箱と緑泡を同時に発動した場合と
秘箱と緑泡を発動しなかった場合では
→
どちらも手札とMP状況に代わりはないので
アドバンテージ的には一切変化しない。
という状況になります。
いやー、DOLってよく出来たゲームですねー。
秘箱と緑泡は意味がない?
というような感じで
秘箱と緑泡を同時発動すると
アドバンテージが取れない
(発動前と発動後で状況が変わらない)
ということは説明できました。
ではこの考えをデッキに持っていくと
秘箱と緑泡を入れないのと変わらないのでは?
→
と考える人もいるでしょう。
まぁ結論から言うとNOなんですけど
今回の場合は
「秘箱緑泡はアドバンテージが取れない。」
で終わるのではなく、
「あらゆる状況でもそうなのだろうか?」
と考えることが重要です。
秘箱緑泡を同時に発動して意味がないなら
”そもそもデッキに秘箱緑泡を
積む必要がないのではないか?”
ということについて解説していこうと思います。
デッキ構築において
基本的にアドバンテージが取れないのであれば
意味がないと考えられますが、
デッキ構築でも同じようなことが言えるのか
ということですね。
上記の話であげていたのは
手札とMPの関係です。
秘箱緑泡を発動する前と後では
手札の枚数とMPの数値は変わりません。
ただ、変わっているものが一つあります。
それはデッキの残り枚数です。
例えば2ターン目に秘箱緑泡を
同時発動したとするとして、
2ターン目の発動前の状況は
MPが400、手札7枚、
そしてデッキ33枚となります。
そして発動後の状況は
秘箱がMP+50手札 -1
緑泡がMP -50手札+1 なので
MP400、手札7枚と変わりませんが、
使った秘箱緑泡が墓地に行っていますので
その分だけデッキが減り、
デッキの枚数が33枚から31枚になります。
これが何を意味しているのかと言うと、
秘箱緑泡によって
デッキ圧縮されている
ということです。
デッキ圧縮のメリットは
こちらにも書いてありますが、
デッキの枚数を減らすことによって
キーカードを引きやすくする。
ということです。
デュエルオブレジェンド では
デッキ枚数が固定なので
そもそものデッキ枚数を減らすことができませんし
デッキの枚数を減らすマジック(ドローソース)を
発動するにはその分コストがかかるので
MPに負担がいきます。
ただ、この秘箱緑泡の方法だと
手札、MPを変えずにデッキ圧縮が可能
ということで
この理論を用いれば
デッキは40枚〜34枚まで圧縮が可能になる。
ということです。
こう考えると
秘箱緑泡をデッキに入れる必要はあるか
に対しては
デッキ圧縮が出来るので必要ある。
という解答ができますし
それにプラスアルファ
僕は今までデッキに入れる秘箱緑泡の基本枚数を
それぞれ2枚にしていたのですが、
もっとデッキを圧縮したい場合は
3枚ずつにすれば良いですし、
もっと色んなカードを採用したい場合は
逆に秘箱緑泡を入れないという選択肢も出てくる
ということで目から鱗ですね。
デュエルオブレジェンド をやっている人の
ほとんどの人は感覚では分かっていたと思いますが、
こうして明文化して見ると
新たにデッキ構築での可能性が広がりそうですね。
デッキ紹介
イービルナイト
[デッキコード]
15z5k5o5v6w6T6W7D7E7S7X8a8p8I8Mb3bvbxbO
[ユニット] × 7
No116 戦女神ヴァルキリー × 1
No111 破壊の公爵アスモデウス × 1
No112 悪徳の王ベリアル × 2
No114 大魔王ルシファー × 3
[マジック] × 33
No135 精神の秘箱 × 3
No143 未完のキューブ × 2
No144 封魔石の欠片 × 2
No158 ソーマの烙印 × 3
No159 召喚解除 × 1
No163 生命吸収 × 3
No165 生贄の儀式 × 2
No169 契約の石 × 3
No174 支援要請の紅玉 × 3
No181 復活の蓮華門 × 1
No182 降魔の蓮華門 × 2
No229 現世の鎖 × 2
No238 MP抽出の力 × 3
No239 手札抽出の力 × 2
No245 悪魔の武具 × 1
秘箱緑泡を複数積むメリットに
同時に発動しなくても
状況に合わせて必要な方を発動することにより
リソースを手札、またはMPに回すことが出来る。
ということがあります。
→ 手札<MP にリソースを振れる
→手札>MPにリソースを振れる
これをデッキ構築の応用したのが
このデッキです。
このデッキは構築の段階で
リソースをドローからMPに振ることにより
>
大型悪魔や鎖などのコストの高いカードを
安定して展開することが出来ます。
またユニットの数が少ないですが
契約の石でマジックを圧縮しているので
その分相対的にユニットが
引きやすいように構築をしています。
手札のリソースをMPに回している分
必然的に手札が減りやすいので
アスモデウスも安定して展開しやすい
というような感じです。
ただ、このデッキはドローによる試行回数を
増やせる手段を持っていませんので
引きが悪いとババ抜きみたいな
手札になることもあります。
締め
ということで
秘箱緑泡には意味がある!
という結論でしたが
これはお月様さんが
間違っていることを言っていた
ということではなく、
むしろ「アドバンテージが0」という風に
記載していますので、
表現的には大正解だったということですね。
そして今回の記事はそこから更に
「アドバンテージが取れないなら
デッキに入れる意味はあるのか?」
ということについて発展させた
という話ですね。
秘箱緑泡を入れないデッキは
今まで作ってこなかったですが、
これを機に構築してみるのも
いいかもしれませんね。
絶対難しいけど…w
という感じで今回はこの辺で!
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