旧DOL日記(32)〜デッキ鑑定ってどこまで言っていいの?(再喝)
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皆さんこんにちは。アンドリューです。
こちらは旧DOL日記となります。
以前アンドリューがぽけ民名義であげていた記事を
再編集し投稿したものとなります。
ぽけ民日記(現在、元の記事は限定公開にさせて頂いていますm(__)m)
本題
さて、今回はデッキの改良について
触れていこうと思います。
デッキの改良の仕方もいくつかありますが、
やっぱり誰かに見てもらうのが一番いいですよね!
しかしまあ 少し悩むのは見る方で、
どこまでいじっていいのか
が、これまた難しい
向こうにもこだわりがありますし、
こちらにも見解というものがあります。
それを個人の差と言えば終わりになりますが、
やっぱり協力するなら隅々までやりたいですよね
そこで、アンドリューの
デッキ鑑定講座 を開講したいと思います。
いえーい。
鑑定するデッキ
まずはこちらのデッキをごらんください。
[デッキコード]
1070O3v5v6w6B6G6T6X7j7D7S7W8k8I8Nblbvbw
[ユニットカード] × 10
No003 アサシン × 2
No017 メイドクラッシャー × 3
No073 世界蛇ヨルムンガンド × 2
No114 大魔王ルシファー × 3
[マジックカード] × 30
No135 精神の秘箱 × 3
No137 心削りの石 × 2
No139 補充の緑泡 × 1
No143 未完のキューブ × 2
No144 封魔石の欠片 × 3
No152 速攻反転 × 1
No158 ソーマの烙印 × 3
No163 生命吸収 × 3
No165 生贄の儀式 × 1
No173 援軍要請の蒼玉 × 1
No181 復活の蓮華門 × 1
No182 降魔の蓮華門 × 3
No235 特攻の剣 × 2
No238 MP抽出の力 × 3
No239 手札抽出の力 × 1
このデッキは僕が7年前に作ったデッキで、
古参DOLプレイヤーである
カルピスさんを参考にして作ったデッキです。
参考デッキだったがために
特にコンセプトは考えていなかったのですが、
今回は7年振りにこのデッキを
改造していこうと思います。
デッキの構成を紐解く
まず気になるのは、
やはりデッキのコンセプト。
しかし上記のとおり、
参考したデッキなので
当時はコンセプトは特に考えていませんでした。
このように、「特にコンセプトはないんだけどー・・。」
みたいな場合は
構築を見て、どのように回すかを考えましょう。
この場合は、中型であるメイドクラッシャーと
大型であるヨルムンガンドとルシファーが
大型と中型を使って幅広く受けるというのが
ぱっと見のコンセプトのようですね。
デッキ構築から引き算をする
さて、コンセプトをある程度理解した上で
次に見るのは邪魔なカードです。
展開をする上で不必要なカードは
やはり除いていく必要があります。
今回僕が目をつけたのは3箇所。
アサシン 欠片 そして降魔です。
この3枚はどれも汎用カードと
言われるほどよくデッキに入るカードです。
僕もほぼ全てのデッキにこれらを採用しています。
しかし気になるのはその枚数。
アサシンは2枚。欠片は3枚。 そして降魔は3枚です。
実はこれは少し内輪の話になってしまいますが、
汎用カードにはそれぞれデッキ内の
基本枚数 というものが存在します。
これらのカードの場合、
アサシンは1枚。欠片は2枚(※)。
そして降魔は2枚です。
※人によっては3枚(僕は圧倒的2枚派)
構築の仕方や理由によれば、
基本枚数を超えても問題ないのですが
特に必要なく汎用だからーと増やすのは
無駄 になります。
デッキは見方によれば数式です。
なのでカード一つ一つに
意味を持たせることが重要になります。
が、この話は長くなるので今回は省略。
今回はとりあえずこのデッキに入っている
アサシン 欠片 降魔は1枚ずつ不要と
デッキ構築に足し算をする
次に余白ができましたので、
ここに入る新しい要素 を考えます。
と言ってもほとんどは
今ある要素の拡張でしょう。
このデッキの場合、
中型と大型を合わせた構築ですので
ありそうですね。
方法はいくつかありますが、
一番手っ取り早いのは生贄の儀式です。
簡単に取れるようになります。
→
クラッシャーで装備を引きつつ、大型に展開。
悪くなさそうですね。
とりあえず生贄を3枚にしましょう。
さて、ここで気づいたのですが
援軍要請の蒼玉。これもいらないですね。
<いらん
特別に引きたいユニットが
今回存在しないので除いていきます。
このように手順の途中でも気づくことがありますので、
積極的に無駄は除いていきましょう。
さて、このようになりました。
あと入れるとするなら、
緑泡が1枚なのでもう一枚増やして
(緑泡の基本枚数が2枚なので)
蒼玉を抜いたので変わりに
契約の石をぶちこみましょう。
デッキ鑑定の注意点
完成と言いたいところですが、
このデッキ、
僕的には実はまだ納得いっていません。
構築の理論としては
デッキは一般的に完成しています。
ただ正直この構築では自分にあったプレイが
できるとは思いません。
と言ってもこれ以上踏み込むのは
鑑定としては行き過ぎな気がします。
なのでここから先は、
微調整 の領域に入ります。
ここから先は鑑定者が踏み込んではいけないライン。
個人差の領域になります。
基本的、大衆的には合っている構築と
個人が扱える領域は同じですが区分が存在します。
(基本的、大衆的には合っている構築=一般的にデッキとして完成しているもの)
なので鑑定をするなら
ここからは個人にまかせましょう。
そしてこれを逆に言うならば、
鑑定を受けていた方もここからは
自分が使いやすいように
微調整 をしなければなりません。
デッキ構築の最終目標は
自分が最も使いやすいデッキの構築
にあります。
人が薦めたものをそのまま使うのも良いですが、
自分と合わなければ本末転倒ですよね。
助言やコンセプトを忘れずに
微調整していきましょう。
微調整の領域のお話
ちなみに僕の微調整の方法は
CPUとのタイマンです。
基本的にこれで使用感をある程度
把握することができます。
(具体的には初期手札やドローで何がくるのかなど)
微調整の方法はそれぞれのやり方が
あると思いますので
自分の方法を見つけてくださいb
さて、このデッキをCPUとの
タイマンをして気になった点が3つあります。
一つは
クラッシャーから生贄を繋ぐので、
ルシファーではなく
ヨルムンガンドを多めに入れるのはどうか
二つは
クラッシャーの効果を抽出と特効に固定するのはどうか
(手札抽出を抜くかどうか)
三つは
生贄や特効によるユニットの
消費が激しいので、手札不足になりがち
この3つです。
一つ目ルシファー<ヨルムンガンドについて
ヨルムンガンドとルシファーの枚数を
調整しますと、
クラッシャーから生贄で
大型を繋ぐ必要MPの関係の他に
入っているそれぞれの大型の序盤展開の
パターンに差があります。
ヨルムンガンドの場合
ルシファーと比べてCPが50も低い上に、
召還した後に+MP50をしてくれるので、
序盤展開が安定しやすくなります。
変更するならば、
ヨルムンガンド2枚→3枚 ルシファー3枚→2枚
と些細な変化ですが、これも重要になります。
二つ目クラッシャーの効果の固定について
クラッシャーが持ってくるものを限定するという話ですが、
要は手札抽出を緑泡にするかどうか。
クラッシャーの効果処理で
何が来るのかが読みやすくなる感じですね。
三つ目手札不足について
これは使ってみての感覚的なものですが、
ユニットの消費が激しい。というものです。
具体的には 相手に殴られている時間が多い
と言ったところでしょうか。
これはつまり、
相手の行動に対応しきれていないということなので
早急に対処しなければなりません。
死活問題です。
対処法とするなら、すぐに思いつくのは
ドローソースを増やすことでしょうか・・。
デッキ紹介
天然カルピス
[デッキコード]
1060O3v5v6v6B6H6T6W7j7D7S7Y898I8Mblbvbw
[ユニットカード] × 9
No003 アサシン × 1
No017 メイドクラッシャー × 3
No073 世界蛇ヨルムンガンド × 2
No114 大魔王ルシファー × 3
[マジックカード] × 31
No135 精神の秘箱 × 2
No137 心削りの石 × 2
No139 補充の緑泡 × 2
No143 未完のキューブ × 2
No144 封魔石の欠片 × 2
No152 速攻反転 × 1
No158 ソーマの烙印 × 3
No163 生命吸収 × 3
No165 生贄の儀式 × 3
No169 契約の石 × 2
No181 復活の蓮華門 × 1
No182 降魔の蓮華門 × 2
No235 特攻の剣 × 2
No238 MP抽出の力 × 3
No239 手札抽出の力 × 1
最終的な変更点は
微調整でそれぞれ
どのように対処したかを書きますと
一つ目ルシファー<ヨルムンガンドについて
これに関してはMP抽出による
MP回復量を優先しました。
ヨルムンガンドとルシファーはCPが50違います。
これはMP抽出にすれば大きな差で、
それぞれのMP抽出で回復できるMP量は(1枚装備で計算)
ヨルムンガンドの場合・・・MP125回復
ルシファーの場合 ・・・MP150回復
と、25の差ができてしまいます。
ユニットやマジックのCPは
0~400までの50区切りで存在しますので、
25は実質使えない数値として、
ヨルムンガンド・・・MP100回復
ルシファー・・・MP150回復
に実質なってしまいます。
この 50の差 を尊重して、
ルシファー3枚(そのまま)にしました。
(つまり序盤意識より中盤意識を優先した)
二つ目クラッシャーの効果の固定について
使用目的の差が生じているので
固定する必要はないと断定。
逆に手札抽出をサーチできるドローソースと
考えれば抜く必要がないと考えました。
以上!
三つ目手札不足について
これは変更点の 秘箱3枚→2枚
契約の石1枚→2枚 で対処しています。
→
要は 相手に殴られている時間を
減らせばいいので、
ユニットを引ければ良い訳です。
なので、MPブーストの秘箱1枚を
ユニットを引く試行回数が増やせる
契約の石1枚と入れ替えました。
他の理由として、
ユニットを出すのに必要な保険である装備は
メイドクラッシャーでサーチができる
ということも含まれています。
締め
という感じで今回も締めていきたいのですが、
構築は試合に大きく左右しますので、
やはり完成度を上げる作業は必須になります。
最近気づいたのですが、
構築においては無駄を省くということより
それぞれのカードが
どのような意味を持っているかを気づく
ことが大切だと思います。
具体的な話になりますが、
中型から大型を生贄で繋げる話で
(MP的に損をするから)
→
そういったところを意識しつつ
手札に残すカードを選ぶ必要があります。
実際にプレイングするときも
そういう細かいところも意識してやれば、
おのずとデッキも答えてくれると思います。(名言)
というわけで今回はこの辺で
ノシノシ
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