デッキエピローグ:冥府「Kaiser」編
皆さんこんにちは、アンドリューです。
こちらの記事では前回紹介したデッキや記事で
言いたかったけれど尺や話の都合で
カットしたものを書いていきたいと思います。
前回紹介したデッキである
冥府「Kaiser」の記事は
こちらからご覧になれます。
前置き
どうも。
また会いましたね。
記事では冥府の基本に触れましたが、
上級者の方々には少し物足りない内容に
なってしまったと思います。

なので、いつもはあちらで紹介したデッキを
掘り下げる形でこちらの記事を書いていますが、
今回は「冥府」というテーマ自体を
こちらで掘り下げて、それに合わせてデッキを
紹介していくというスタイルを取りたいと思います。

それではいきましょう。
冥府の基本構成
冥府スタンダード

冥府の基本構成はこれらのカードとなります。
...火力要因。冥府の切り札。
...手札補充+初動。基本必要。
...どのデッキにも入る汎用カード。
...ユニットを維持するよりも
柔軟に動きたいので吸収。
...初動+ユニット軸なので基本採用。
...メイドナイトを採用しない場合に
冥府を持ってくる
+契約でユニットを引きに行くのに必要。
...冥府のためのLPの確保、調整役として必要。
...デッキのメイン。
これらのカードに加えて
冥府の展開方法と
プラスの方向性を与えることで
デッキに入れるカードも変化してきます。
例1 大型で統一した場合

大型で統一することで
メインの動きとして吸収抽出でブーストしながら
安定した動きを目指すことが出来ます。
冥府の展開方法
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ベリアル、闇の領域
プラスの方向性
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MP抽出(大型軸)、闇解呪
それらに伴って追加したカード
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秘箱(大型の初動)、
復活(ヴァルを採用しないため)
例2 ユニット軸にがっつり寄せた場合

冥府をユニットの展開を加速させる方法として
振り切った場合の構築。
アスモデウスとアスタロスの
2大エースにすることで、
ユニットで盤面制圧を狙います。
冥府の展開方法
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ガーゴイル、ベリアル
プラスの方向性
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アスモ(火力枠)、
復活(ユニットの動きを強調する)
それらに伴って追加したカード
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秘箱(初動の加速)、
速反(足止めと対面強化)、
転送(回避の追加でユニットの安定性強化)
例3 結界冥府の場合

方向性として大きく変わる結界冥府ですが、
冥府の基本は抑えつつ構築していくと
何がしたいのか見えてきます。
冥府の展開も当然ですが、
結界の展開方法も考えないといけません。
冥府の展開方法
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ガーゴイル(結界も開ける)、ベリアル
プラスの方向性
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結界(絶対防御の代わり)、
召喚解除(ガーゴ、カルキ、ラファの再利用)、
未完欠片(MPの最終的な使い先で3積み)
それらに伴って追加したカード
ラファエル(冥府結界との相性◎)、
緑泡(パーツを揃えるため)、
生贄(ユニットサイクルの加速)
冥府デッキという性質
3つのデッキを例に冥府デッキの構築を見てきました。

これらを見るとデッキでの冥府の役割は
展開の加速であることが分かります。
なので、安定した冥府デッキを構築するには
安定した土台の上に冥府の展開を組み合わせることで
実現出来るのではないでしょうか。
必要なのは
・安定した動き(別ルートも含めて)
・冥府の展開方法とシナジー
・デッキとしての終着点(やりたいこと)
これらを満たせば良い冥府デッキが
構築できると思います。
実際の動き
最後に冥府デッキの実際の動きを見てみましょう。
使用するデッキは前回の記事で紹介した
例1のデッキです。

●1ターン目

大型吸収抽出構築なので、
初動は大型+回避(または抽出)が揃えば十分です。
●2ターン目

最速で動いても良いですが、
カルキですし、冥府の展開も目指したいので
出来るなら少しだけゆっくり動きます。
(ベリアルなら早めでもよい)
伏せ:ソーマ、吸収
●3ターン目

削りを受けてMPが減りましたが、
秘箱を引いたので2ターン目の方針のまま行きます。
伏せ:ソーマ、吸収
●4ターン目

アーコルで1発殴られましたが、
予定通りカルキで展開していき、
冥府を狙っていきます。
伏せ:闇領域、紅玉、ソーマ、吸収
●5ターン目

カルキ→未完→吸収で退場
紅玉→冥府、伏せ:闇領域
この手札であれば
闇領域→冥府→アスタロスの展開を目指すので、
冥府、絶対防御、降魔を伏せます。

相手の攻撃を防ぎつつ、冥府を展開していきます。
伏せ:闇領域(間違えてもう1枚伏せちゃった)
●6ターン目

冥府→アスタロス→闇解呪を狙います。
アスタロスに未完が来ることを警戒して
この時点でアスタの後続を意識します。

闇解呪決まっていくっ!
伏せ:闇領域、復活、抽出
●7ターン目

アスタを引きましたが、
後続意識+滅警戒で出すのは保留にします。
(出さなければ抽出→復活で即リカバリーできる)
伏せ:闇領域、復活、抽出
●9ターン目

(8ターン目は動きがないのでスキップ)
MPに余裕が出来て、リカバリー圏内なので
アスタを重ねて展開速度を速めていきます。
(復活もあるので)
●10ターン目

最後は欠片も来て、特に危なげもなく勝利
(闇領域伏せ間違えなければ欠片最後に伏せれましたね。)
伏せ:闇領域、ソーマ、復活、抽出

~~~~~~勝利~~~~~~~
まとめ
・冥府は展開の促進剤
・土台が安定すればデッキも安定する
・デッキの方向性(やりたいこと)を決めよう
・冥府は一番右に配置(召喚系の対策)
・アスタロスは冥府の切り札
・CPUは弱い
という感じで今回はこの辺で!
今回のデッキ → (23)〜冥府の基本はこれだ!